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それぞれの思い。57

続いてます。隠し事。55発覚。56 よろしかったら読んでください



病院に行ってからは私スッキリしちゃって


今まで隠してたことがバレて胸の痞えが取れたのか


ご飯もいっぱい食べれる


えつこには特に怒られるわけでもなく


と言うより


今さら怒っても仕方がない


きっとすごくガマンしたんだと思います


ごめんなさい


夜になりダンナ家へ二人で行きました。


ダンナはまだ帰ってませんでしたが


義父も義母も突然の訪問に大喜び


飲もう!飲もう!ってお酒を出してこようとしましたが


えつこがそれを制し


「お話がありまして


実はウチの子、妊娠してます


もう7ヶ月になってまして堕胎もできません。


これからのことを話し合いたいと思いまして今日伺いました。」



『ホントにー!


お父さん嬉しいなー!


本当に嬉しい!


よかった!


お嬢がお嫁に来てくれることになるなんて


ホント嬉しい


ありがとう!ありがとう!』


義父は私のことすごく気に入ってたんでね


このときですよ


義母のあの発言があったのは


『まぁ長い付き合いだからMの子に間違いないでしょうけど~』


ってね


『お母さん僕この前言ってたことが現実になって嬉しいなぁ~』


と義父が


このことは後になってえつこに聞きました


改めてまた書きます


その内にダンナが帰ってきて


私たちがいることにビックリ


義母に怒られてました


『知ってたなら何でもっと早く言わなかったの!


はなこちゃん悩んでただろうに!


アンタばっかのん気にしてて!!!』


裏があるのか、ないのか・・・


義父はその後飲みすぎちゃって撃沈してた




18歳の妊娠


えつこにとっては、とんだ恥さらしです


世間体を気にするタイプなんでね


本人は世間なんて、って言ってるけど気付いてないだけ。


親戚に言うのも恥ずかしかったと思いますよ


何で7ヶ月になるまで母親が気付かなかったんだ!


ってね


そりゃ気付かれないように細心の注意をはらいましたから


でも一人の伯母さんだけ


「はなこ一人で可哀想だったね、はなこのことだから誰にも言ってなかったんじゃないの?


どんだけ心細かったか・・・」


そう言われて


部屋で一人泣きました


ダンナ以外には誰にも打ち明けずにいましたから


友達ともなるべく会わず


休日が平日だったんで丁度よかったけど


誘われても全部断わって


たまに買い物に来てくれてたけど


長い時間は会わないようにしてた


和希にはホント悪い事したな・・・って今でも後悔してます


でももし、早く打ち明けてたらこの世にいなかったかもしれない


そう思うと怖いね


結局、離婚しちゃってお父さんのいない子にさせちゃって・・・


だけど離婚したことで後悔は一切してない


むしろダンナがいたら和希との今の関係は出来上がってなかったと思う


和希を守るなんてことは当然のことであって


私なりに頑張ってるけど


頑張ってるのは和希も一緒なんだよね


私は和希に色んなことを教えられて


支えられて


私にできないことを和希がやって


和希にできないことは私がやる


「かずと、はなちゅんは二人で一人前だね。」


って言われる私もどうかと思うんだけど


まぁそれが本当のことなんだよね



いつかちゃんと謝ろうと思ってる


それと


私を選んで産まれてきてくれてありがとうって


言えるときがきたらいいな・・・と。




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